ファンタジー小説銀の騎士外伝

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そう言って掴んで持ち上げていた手をパッと放すと、チャンが柔らかい雪の上に転がった。
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おばさんの呟き

-呟き前編-4/18

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そう言って掴んで持ち上げていた手をパッと放すと、チャンが柔らかい雪の上に転がった。

「このくそばああ! かあちゃんに言い付けてやるからな!」

足をもつれさせながらも憎まれ口を忘れずに、チャンは一目散に逃げていく。

見送るフレアの目は怒りよりもむしろ哀しみに満ちたものだった。

アビがハンター仲間のシュールと共に突然姿を消した時、村長は村中の大人達を集めた。裏山の主討伐に出かけた二人が、なぜいなくなったのか、裏山の主はどうなったのか、みなに説明する為だ。

しかし村長の話は突拍子もなく、信じがたいものだった。

二百年以上昔にププタン村の村長が裏山に封印したとされる「裏山の主」が、実は精霊だったというのだから、はいそうですかと信じられないのも無理はない。

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